ヴィッタラ神の物語 – パンドゥランガ神はなぜ魚のイヤリングを着けているのか?

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動画「Stories of Lord Vitthala – Why Does Lord Panduranga Wear Fish Earrings?」をご紹介します。

ヴィッタラ

「ヴィッタラ」とは、クリシュナ神の姿のひとつで、「パンドゥランガ」という名前でも呼ばれます。

ヴィッタラとルクミニ

ヴィッタラ(パンドゥランガ)と一緒に祀られているのがルクミニ女神。
クリシュナの妃で、美しさと愛、そして献身の象徴です。

ヴィッタラとルクミニは、まるで理想の夫婦のように、並んで信仰されます。


神さまなのに魚を受け取る?

ある日、貧しい漁師が自分の一番の宝物、魚をヴィッタラ神に捧げようとします。
でも周りの人に怒られてしまいます。
ところが、ヴィッタラはその魚を黄金のイヤリングに変えて受け取ってくれました。

このエピソードからも、ヴィッタラ(パンドゥランガ)は、身分や形式よりも「心からの愛(バクティ)」を大切にする神を象徴しています。

ライブトークより抜粋:
ルクミニ・パーンドゥランガご尊像安置式
スリ・ランガナート・マンディール(モーリシャス)2021年4月10日

ヴィッタラ(Vittala)に深く帰依していた一人の漁師がいました。
彼はヴィッタラの御名をたたえるために生涯を捧げており、遠く離れた場所に住んでいました。
彼の人生の目標は、パンダルプールへ巡礼して、ヴィッタラのダルシャン(神の御姿を拝むこと)を得ることでした。

彼はこう言っていました。
「たとえ一度パンダルプールに行って、その後に死んでも構わない。
それほどまでに、そのダルシャンは人生の目的だ」と。

そうして彼は長年お金を貯め、ついにパンダルプールへ旅立ちました。
寺院に到着し、ヴィッタラの御前で礼拝し、籠(かご)をその場に捧げました。
籠には覆いがされていました。彼はこう言いました。
「ヴィッタラ様、これは私が持っている唯一のもので、あなたへの捧げ物として持ってきました」と。
そして満足気にその場を去りました。

しかし、その後、従者が籠を開けると、中には魚が入っていたのです。
これを見て彼らは激怒しました。
「なんてことだ、寺院に魚を持ち込むとは!」と怒り、漁師を追いかけて捕まえ、殴ってしまいました。
「どうして魚をヴィッタラに捧げるなんてことができるんだ!」と責め立てました。
彼は打ちのめされ、傷を負い、寺院の外へ放り出されてしまいました。

その漁師は、魚の入った籠のそばで泣いていました。
殴られたことが悲しかったのではなく、自分の捧げ物が神に受け入れられなかったことに心を痛めていたのです。
「私は貧しいから、神は私の捧げ物を受け取ってくれなかったのだろうか。
私にはこれしかなかったのに」と。

そのとき、慈悲深き主は、心からの真摯な祈りを必ず聞き届けてくださいます。
バガヴァーン・ヴィッタラとルクミニが彼の前に現れました。
主はこう言いました。
「あなたの捧げ物を私にくれ。その魚を私に渡しなさい」と。
そしてバガヴァーンがその魚に触れた瞬間、魚は黄金のイヤリングへと変わったのです。
主は、その帰依者をいつも覚えているために、そのイヤリングを身につけました。

だからこそ、今でもルクミニもヴィッタラも、ふたりとも魚の形をしたイヤリングをしているのです。
それは何よりも、その漁師が持っていた深いバクティの力によるものなのです。

私はヴィッタラとルクミニに祈ります。
どうか皆さんも、そのような深い帰依の心を持てますように。
たとえ今生で無理でも、来世では帰依者として生まれ変わり、その霊的な道を歩み続けられますように。もし今生でそれができるのなら、今すぐ始めてください。
できないなら、来世で。

しかしもし、皆さんが神への深い憧れを持ち、人生において神を最も大切な存在としたならば
――私たちが語るようなすべての聖者たちと同じように――
そのとき、きっと神はあなたとともにいてくださるでしょう。
それが、神が私たちに与えてくださった約束なのです。
神は、あなたのその献身、バクティを通して、常にあなたと共にいてくださるのです。

Vitthala Panduranga – Lalita Dasika | Bhakti Yoga Mantras

LYRICS:

Vittala Panduranga
Vittala Panduranga

Om Sri Krishnaya Namaha
Om Kamalanathaya Namaha
Om Vasudevaya Nahama
Om Sanatanaya Namaha

Bhajo Bhajo Vittala Ranga Sri Vittala
Rakhumai Vittala Ranga Sri Vittala

クリシュナとその妃を、ヴィッタラとラクマイ(ルクミニ)の姿において讃えつつ、その御名を歌いなさい。
賛美あれ、暗い肌の御方に――ラクシュミー女神の夫にして、ヴァスデーヴァの御子、永遠の存在に。

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