「大祈願(The Great Invocation)」をジャズで〜人類は地球のチャクラのひとつ?

「大祈願(The Great Invocation)」をジャズで〜人類は地球のチャクラのひとつ?

「大祈願(The Great Invocation)」をご存知ですか?

世界中で何十年にもわたり、多くの人々に唱えられてきた祈願文です。

それは単なる「祈り」というよりも、
宇宙の根源的な力=光・愛・意志に働きかけ、それをこの地上に“呼び降ろす”ためのマントラであり、共同創造の声明です。
※ラテン語 invocare(in=中へ、vocare=呼ぶ)→「呼び出すこと」「召喚すること」

The Great Invocation is not only a prayer;
It is a mantric formula, designed to align humanity with the divine Plan.
(大祈願は単なる祈りではなく、神の計画に人類を同調させるためのマントラ的公式文である)
ルーシス・トラスト

今回はその大祈願を歌っているジャズシンガーを発見したのでご紹介します。

 

まずは「大祈願」を日本語で

まずは「大祈願」を日本語で。
よかったら声に出して唱えてみてください。

大祈願

神の御心 (みこころ) の光の源より
光をあまねく人の心に
流れ入れさせ給え
光を地上に降 (くだ) らせ給え

神の御心 (みこころ) の愛の源より
愛をあまねく人の心に
流れ入れさせ給え
如来 (キリスト) よ
地上に戻られ給え

神の意志、明らかなる中心より
大目的が人の貧 (とぼ) しき意志を
導かんことを
如来 (キリスト) は大目的を知り
これに仕えたもう

我らが人類と呼ぶ中心より
愛と光の大計画を成させ給え
悪の棲処 (すみか) の扉を
封じ給え

光と愛と力とをもて
地上に大計画を
復興させ給え

 
 

以上の祈願つまり祈りは特定の個人やグループのものではなく、全人類のためのものである。
この祈願の美しさと強さはそのシンプルさと、すべての人々が生来自然に受け入れている中心となる真理の表現にある。
その真理とは、
私たちが漠然と神と呼んでいる知的存在の真理、
すべての外的なものの背後にあり、宇宙を動かしている力が愛であるという真理、
キリスト教徒がキリストと呼ぶ偉大なる個性が地上に現われ、私たちに理解できるようその愛を体現したという真理、
この愛と知性が「神の意志」と呼ばれるものの結果であるという真理、
そして、人類を通してのみ神の大計画が成し遂げられるという自明の真理である。

アリス・ベイリー

アリス・ベイリーが最後に書いているように、「大祈願」は特定の宗教や、個人を超えた祈願、マントラムです。

Liz Johnson – “The Great Invocation”

From the point of Light within the Mind of God
Let light stream forth into the minds of men.
Let Light descend on Earth.

From the point of Love within the Heart of God
Let love stream forth into the hearts of men.
May Christ return to Earth.

From the centre where the Will of God is known
Let purpose guide the little wills of men
The purpose which the Masters know and serve.

From the centre which we call the race of men
Let the Plan of Love and Light work out
And may it seal the door where evil dwells.

Let Light and Love and Power restore the Plan on Earth.

英語で唱えると、意味の理解がより深まります。

例えば、

「From the centre which we call the race of men」は、
大祈願を翻訳された石川道子さんは「我らが人類と呼ぶ中心より」と訳されていますが、

centre(センター)とはエネルギーセンター(=チャクラ)のことを表現しています。

秘教において、人類は地球という惑星の喉のチャクラだと言われています。

この一節は、人類が「神の意志(クラウン)・愛(ハート)・光(アジュナ)」を地上で形にする役割を持つ「創造の媒体」であり
地球という惑星の「喉のチャクラ」という、全体の一部として働く存在であることを示していることが分かります。

大祈願の英文の掘り下げはまた改めて行います。

Liz Johnsonについて〜「声の科学(ヴォコロジー)」

Liz Johnsonのプロフィールが気になって調べたので、少しご紹介します。
(大祈願をジャズで歌う方なんて、気にならない訳がなく。)

彼女はジャズシンガーとして20年以上のキャリアを持ち、同時に「声の科学(ヴォコロジー)」を駆使して多くのシンガーや話し手を導いてきた声の専門家です。

「声の科学=ヴォコロジー(Vocology)」は、単なる発声法ではなく、声の構造・機能・健康・運動学習までを科学的に解明し、実践に活かす学際分野だそうです。

彼女はナッシュビルを拠点に、パフォーマー、教育者、そして「声のトレーナー」としての活動を続けています。

Michael Jacksonの “Billie Jean”のジャズアレンジ、表現力がすごいです。

個人的には、喉のチャクラに意識を向けて動画を観ると、

エネルギーレベルでは、喉のチャクラが共鳴してビリビリ刺激される感覚
意識レベルでは自己表現、クリエイティビティに関わる意識が刺激される感覚
がありました。

声、音楽が、人のエネルギーや意識に与える影響を感じられる動画だと思います。

Liz Johnson performs jazz arrangement of Michael Jackson’s “Billie Jean”

新しい時代の祈願「大祈願」

「大祈願」は、アリス・ベイリーを通して伝えられた「秘教」のテキスト、すべての冒頭に書かれており、
秘教のテキストを読むことで大祈願の理解もより深まります。

アインシュタインやエジソンも読んでいたという神智学のテキスト、「シークレット・ドクトリン」の次に伝えられた啓示であり、

「秘教瞑想に関する手紙」「秘教治療」「秘教心理学」「秘教占星学」など、これからやって来る、エネルギー科学の時代には必須のテキストになるとも言われています。

秘教の書籍はAABライブラリーから購入できます。

日本ではエソテリック・サイエンス・スクールの神尾学先生が、難解な秘教のテキストを解説されています。

大祈願を唱えて行う「伝導瞑想」は世界中、国内でも各県で開催されています。

 

エネルギーの科学、新しい時代の科学に関心がある方や、
本質的なスピリチュアルに触れたい方は、
ぜひ様々な入り口から触れて、学んでみてください。

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